本当の毛皮買取とは

安い高い?フェイクファーにはだまされるな

ブラックグラマ買取のポイント

ブラックグラマはミンクのコートの中でも最上級。ロングコートでも50万円、100万円の販売価格があります。買取では、高級品になると定価の50%以上もでてきます。ノーブランド毛皮では30%以下もあるのに対して、ブランドや有名なメーカーでは価値が下がりにくいのです。

 

ブラックグラマは中古相場では5万円から7万円。販売価格が10万円を超えるものでも、半額前後が相場なのです。高く買取ることは難しいことがわかります。クリーニング済みや未使用美品でも8万円から10万円。最高級のブラックグラマやアメリカンレジェンドのような有名メーカーだとワンランク査定額が高くなります。

 

反対に、ノーブランドはブラックグラマであっても5万円前後が相場。毛皮は人気もありますから、50%の買取価格でも高い部類に入ります。安い毛皮になると30%以下のものもでてくるからです。

 

高級ブランドではタグや保証書も大事。タグは毛皮製品の素材、生産地などが記載されています。ブランドの証明と、素材生地の確認になるもので、査定額にも影響してきます。

 

コートでも人気ブランドとノーブランドの違いが出ます。毛皮専門店では品質の評価が厳しい傾向ですが、高いものならもっと高く売れます。これは普通の洋服屋や古着屋よりも高く売れるものです。セーブルやミンクでも、種類が違うと買取価格は大きく違いが出ます。

 

特に査定前のクリーニングは重要。ここだけでも数千円以上差がついてきます。今買取処分するつもりがなくても、日頃のお手入れしだいで処分するときの価格が変わってくるでしょう。防虫剤やカビ対策、日よけや毛のお手入れなどをしていない人は今すぐに対策が必要です。

 

虫食いが多くなると商品の価値が台無しになります。買取できない毛皮は、①抜け毛が多いもの②汚れがひどいもの③破れて着られないもの などがあります。最高級のブラックグラマが0円になると大損です。普段の管理ができない人なら、買取に出してしまうほうがよいでしょう。商品価値は下がるものが普通なのです。高級毛皮製品でも買取価格は下がることもあるのを覚えておきましょう。