本当の毛皮買取とは

安い高い?フェイクファーにはだまされるな

毛皮買取と経年劣化

毛皮はもともとは生きた動物の毛。動物は毛づくろいをすることで、お手入れをしています。毛皮製品でも、使った後やオフシーズンにクリーニングしてお手入れをしないと買取価格が下がってしまいます。

◆ミンクのコートの例

美品 180,000円

低品質 100,000円

 

有名ブランド、有名な毛皮でも品質が悪くなると買取価格が大幅に下がります。特に毛皮は時間が経つと変色したり匂いが移ったり、虫食いなどの被害もあります。

 

エルメス、シャネル、グッチなどのコート。これもタンスやクローゼットにしまったままでは、価値が下がることもあります。

 

毛皮の買取価格で一番高いものは未使用品。何度も着て、使い古してくると価値が下がってきます。古い毛皮製品でも、お手入れ次第では減額を防げます。ただ、使っていないコートや着物、マフラーなどは早めに売るのが一番良い方法です。

 

季節によっても買取価格は変わります。毛皮はオフシーズになると買取価格が下がるものです。中古ショップ、古着屋でも欲しいものが高くなります。売れない時期にコートなど冬物衣類を査定に出すと高くはなりません。

 

春や夏などでは湿気や日光、虫食いなども増えてきます。毛皮の小物、絨毯、ダウンジャケットの一部でも同じです。1年、2年経つごとに価値は下がるものです。カシミヤコートやサガミンクなどでも、販売価格の50%以下になるのはよくあることです。100%カシミヤといっても、価値が下がれば40%、30%の買取価格に下がってきます。

 

有名ブランド品はノーブランドよりは高い傾向です。同じようにフェイクファーよりはリアルファーが高いことは間違いありません。ただ、品質を悪くしてしまうと、高価な毛皮のコートでも安くなります。収納方法やクリーニングなどして大事にしまっておくといいでしょう。